鳥を飛ばしてました②

 昨日の続きになりますが、その前に。

 

 今回参加した「劇団女体道場」ってすごいネーミングだなと。コレ付けられる主宰は、やっぱり変わった人でした。今回仮チラシもあったのですが、これですもん。

 

 すでに鳥はいない・・・。

 

 これは僕にはないセンスだ…。

 

 

 さて。

 何とか小屋入りを果たしたわけであります。そこから千秋楽の幕が下りるまでは怒涛の日々でした。濃密過ぎて覚えてないけど・・・・・・、あ、1つ思い出した。今回歌舞伎メイクしている学生(ナンジャそりゃ)から、お母さんへの変身が超タイトで。裏を駆け抜けトイレでメイクと衣装を替えてたわけですが、その途中急ぎすぎて平台に頭をしこたまぶつけて、泣きながら衣装チェンジしてました。

 今回ほど舞台上にいるほうが楽だと感じた舞台も無いなと。裏の転換が大変過ぎて・・・。ま、お客様には関係のない話ですな。 

 

 お客様の入りも当初心配してたけど、連日たくさんの方に来ていただき・・・。

 

 改めましてご来場本当にありがとうございました。

 

 お母さんもかわいいと評判でありがたいことです。ダンスも好評で良かった・・・ホント。ダンサーじゃないのにダンス要員ってちょっとビビってたし。

 

 それから演出が言ってました。頭から通した物語よりも、シーンごとの状況を楽しんで欲しいと。

 

 なるほど、そういう作り方もあるのかと。とかく役者は物語を紡ぐ事に執心していくもので、それを排除していくやり方に戸惑いつつ、実践していった1カ月でした。勉強になりました。

 

 良い仲間にも巡り合えました。また一緒に出来たらいいな~。

 共演者の皆さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました。

 

 次は自分とこに注力しないと。

 精進します・・・。

 

 

 

 あ、1つ心残りが・・・。お母さんの写真撮って無かったよ・・・。そんな余裕もなかった・・・。

 クマと写真は撮ったのに・・・。芝居中の台詞よろしく、

 

「僕は要りません。後で困るから。」

 

と、出演者から敬遠され、終演後行き場のなかった彼も、無事貰い手が現れ、ドナドナされていけましたとさ。

どっちもつぶらな瞳。